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レジャー中に地震にあったら?気を付けるポイント【登山、キャンプ、ハイキング編】

夏のレジャーといえば、海と並んで山を挙げる方も多いでしょう。都会の喧騒から離れて、自然を感じられるところに行くと、気分もリフレッシュできますよね。登山やハイキング、キャンプに釣りなど、山ならではの楽しみも豊富で魅力的です。今回は、山で遊んでいるときに被災をしてしまった場合について、まとめてみました。

山に潜む危険とは

山での被害は、津波に並ぶほどの被害者数は記録されていません。しかし、一度被害が発生するとその影響範囲は甚大です。まずは山で発生する主な災害について、実際に発生した事例と共に紹介していきます。

土砂災害・落石

地震によって発生する土砂災害は、通常の土砂災害より規模が大きくなる傾向があります。

1984年に発生した長野県西部地震では、御嶽山にて発生した土砂災害の崩壊土砂量が約3,600万㎥に及びました。この土砂は近隣の温泉旅館を飲み込みながら加入まで流れ下り、王滝川を閉鎖して天然のダムを形成しました。

2008年の岩手・宮城内陸地震で発生した地滑りは、直径1,300m、幅900m、移動した土砂の量が6,700万㎥といわれており、地震による地滑りとして国内最大級とされています。

また、落石や地割れによる被害も発生します。道路が使用できなくなったり、巨大な落石が人や自動車に衝突すれば、命を脅かすことになりかねません。

ダムの決壊

上流にダムがある場合は、万が一のために決壊の恐れも頭に置いておきましょう。

東日本大震災では、福島県の農業用ダム「藤沼湖」本堤が崩壊し、濁流が押し寄せた下流域で8人が犠牲となり、流出家屋11戸、床上・床下浸水55戸の大災害となりました。日本にはダムの設計基準制定(1957年)前に完成した古いダムも少なくなく、「藤沼湖」もその一つでした。

また、熊本地震では、水力発電所の貯水施設の決壊が発生しました。ふもとの集落では9戸の倒壊と2人の犠牲者をだしました。

ダムが決壊すると、地震発生から時差がある津波とは異なり、直後に襲ってくるため、一瞬の判断が生死を分けることになります。

事前にできる対策

山での被災は、街中や海水浴場と異なり、人が少なく、自分たちで判断しなければならない可能性があります。事前に万全の対策を取ってからレジャーを楽しみましょう。

「登山届」を出しておく

登山届とは、登山計画を立てて、その計画を事前に警察に伝えることです。万が一、遭難してしまったり、災害により下山が出来なくなった時に、警察による捜索・救助を行うための手がかりとして利用されます。オンラインで申請できるものもあるので、事前に確認しておくと安心です。その他にも、家族や友人に行き先を伝えておくことも救助の手がかりとなりますのでおすすめです。

★登山向けおすすめアプリ

「コンパスアプリ – コンパス~山と自然ネットワーク」

 https://www.mt-compass.com/app.php

万が一の通信手段を用意する

山では、スマートフォンや携帯電話の電波が届かない地帯も少なくありません。加えて最初に述べた通り、周りに頼れる人がいない状況も考えられます。

そんなとき、スマートフォンの代わりになる通信手段としてトランシーバーなどがあると安心です。

また、遭難時に自分の居場所を知らせるため、狼煙を挙げる方法を確認しておくことも良いでしょう。

地震発生!気を付けるポイント

ここまで、山に潜む危険と対策について紹介しました。これらを踏まえた上で、実際に地震が起きたら以下のポイントに気を付けて行動しましょう。

災害の「前兆」を感じ取ろう!

土砂崩れなどの発生前は、普段見られない現象が前兆として多く確認されています。「首相官邸ホームページ」では、以下のような例を紹介しています。

 ・小石がバラバラと落ちてくる、地鳴り・山鳴りがする

 ・降雨が続くのに川の水位が下がる

 ・樹木が傾く、立木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえる

・川の水が急に濁ったり流木が流れてくる。

・がけや地面にひび割れができる、がけや斜面から水が湧き出る

 ・井戸や川の水が濁る、湧き水が止まる、濁る

https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/doshyasaigai.html

自然をよく観察して、少しでもこのような傾向が見られたら、正しい行動をとりましょう。

★関連記事

http://www.jihoken.jp/kasai/cat1/1411/

慌てず安全に非難を!

揺れを感じたら、以下の3つのポイントを意識して下山を開始しましょう。

①根を張った頑丈な木につかまって、低い姿勢を取りながら収まるまで待つ。

②急斜面や崖など危険と思われる場所から素早く離れる。

③土石流は谷筋に沿って流れていくため、谷筋に対して直角の方向に避難する。

まとめ

いかがだったでしょうか。これからの季節は、緑が映えていてより一層魅力的となる山のレジャー。

万全の対策をして楽しみましょう。

↓海のレジャーにも興味がある方は、こちらの記事もぜひご覧ください。↓

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